編集方針と確かめ方

このサイトの内容を、どの資料をもとに、どう確かめて作っているかをまとめました。数字はこのページを作るたびにデータから数えています。

このサイトの方針

  • 法人税申告書の仕組みを学ぶためのサイトです。掲載している会社(株式会社べっぴょう)と数値はすべて架空のもので、申告書の作成と個別の税務相談は行いません(免責事項)
  • 税務のルールは、国税庁・e-Gov 法令検索の条文・地方自治体が公開している一次資料だけを根拠にし、推測では書きません。資料で確認できなかったことは、そのページに「確認できていない」と書きます
  • 資料を参照したときは、本文と出典の両方で原文へリンクします。資料をもとに自分の言葉でまとめた文には「(参照:…)」を付け、原文をそのまま載せる引用(「」や引用の枠)と区別します
  • 広告の有無や広告主によって、解説・数値・計算を変えることはありません(広告・アフィリエイトの表示について)

使っている資料と版

資料版・時点使い方
国税庁 e-Tax 仕様書令和8年度(手続 RHO0012 内国法人の確定申告(青色) 版26.0.1)別表の欄ID・欄名・帳票の中の計算式
国税庁 法人税の申告書の様式・記載要領令和8年4月1日以後終了事業年度分様式の表示、欄の書き方・帳票どうしのつながりの根拠
国税庁「法人税のあらましと申告の手引」(申告書作成上の留意点)令和7年版(令和8年版は公開されていないため。公開されたら差し替えます)帳票どうしのつながり・申告の流れの根拠
国税庁 タックスアンサー令和8年4月1日現在法令等税率・計算方法の根拠、計算ツールの計算例
e-Gov 法令検索取得した時点の条文(各ページに記載)法人税法・地方税法・租税特別措置法などの条文、耐用年数省令の償却率
地方税法施行規則の様式(第六号様式・第二十号様式など)2026年10月1日施行の版23区以外の地方税の申告書の様式と記載要領
東京都主税局の様式と記載の手引令和7年12月31日現在の法令東京23区の会社の地方税の申告書・税率

確かめ方

欄と計算式

法人税の別表の欄(欄ID・欄名)と帳票の中の計算式は、e-Tax 仕様書からプログラムで取り出しています。欄IDは国税庁の公式のもので、自分で番号を付けていません(地方税の帳票は、様式の欄番号から欄IDを作っています)。今、20種類の帳票の1,292欄を扱っています。

帳票どうしのつながりと、根拠の照合

帳票をまたぐつながり(85件)と、仕様書に式が無い欄の計算式(131欄)は、根拠となる資料の文を引用つきで記録しています。申告書作成上の留意点・記載要領・条文・タックスアンサーから引いた文は、資料を文字にしたものと突き合わせ、原文に実際にあるかをプログラムで照合しています(見つからなければデータを作り直す段階で止まります)。様式に印刷された参照先や、PDF から文字を取り出せない東京都の記載の手引に基づくものは、画像を目で見て確かめています(自動の照合はしていません)。

帳票ページで欄を押すと、つながりごとに根拠の資料名(原文へのリンク)と引用が表示されます。

架空の会社での検算

架空の会社の6通り(黒字・当期が赤字・繰越欠損金を控除 × 東京23区・23区以外)の数字で、全帳票の計算式と、帳票どうしで金額が一致するはずの関係を計算しています。今の検算では、延べ404件の関係が一致し、不一致は0件です。一致しない関係があると、データを作り直す段階で止まります。帳票どうしで一致するはずの金額は「転記・検算チェックリスト」(79件)で一覧にしています。

計算ツール

税額・減価償却・交際費・寄附金・繰越欠損金・中間申告の計算ツールは、サイトを作るたびに、国税庁のタックスアンサーの計算例や、架空の会社の申告書の数字と同じ結果になるかを確かめています。結果が違うとサイトを作れない(公開されない)ようにしています。

公開前の検査

サイトを作ったあと、リンク切れや、本文の資料の参照(条文・タックスアンサー・留意点など)に原文へのリンクが付いているかを、プログラムで調べています。

「確認済み」と「未確定」

上の照合は、引用が原文にあることと計算が合うことを確かめるもので、つながりの解釈が正しいことまでは確かめられません。そこで、運営者が確認用のページで根拠の資料と照らして確かめたものだけを、帳票ページで「確認済み(日付)」と表示し、それ以外は「未確定」と表示しています(資料で確認できなかったことを示す「確認できていない」とは別の表示です)。内容を変えると、確認済みの表示は自動で外れます。

今の確認済みは、帳票どうしのつながり85件のうち0件、計算式131欄のうち0欄です。確認済みの表示は、内容の正しさを保証するものではありません。

確認できていないこと

資料で確認できず、サンプルの前提として扱っている主なものです。それぞれのページにも「確認できていない」と書いています。上の「未確定」(人がまだ確認していないことを示す表示)とは別のものです。

  • 東京23区の会社の都民税を、別表五(二)で道府県民税と市町村民税の欄に分けて書く扱い(記載要領・留意点に分け方の記述が見当たらないため)
  • 一部の欄の円未満の端数の扱い(交際費の接待飲食費の50%、定額控除限度額の月割など)
  • 別表十六(一)(二)の償却超過額を別表四6欄に書くことを、直接書いた国税庁の記述(法人税法と欄名の対応を根拠にしています)
  • 税額シミュレーターで、防衛特別法人税を地方法人税・住民税の法人税割の計算のもとに含めるか
  • 申告書作成上の留意点は令和7年版で、令和8年版との欄番号のずれは、公開されたら確かめます

更新の記録

  • 所得税額控除の計算シミュレーターを追加(預金利息・配当の源泉所得税のうち法人税から差し引ける額)。少額減価償却資産の判定ツールを追加(10万円未満・一括償却資産・中小企業者等の特例の判定と、当期に損金になる額)
  • 受取配当の計算シミュレーターを追加(株式の区分ごとの受取配当等の益金不算入額)。開発用の確認ページを、優先度の順に1件ずつ確かめられるよう改良
  • 寄附金・繰越欠損金・中間申告の計算シミュレーターを追加。計算ツールの結果を税額シミュレーターに積み上げられるようにした。テーマを4本追加(寄附金の限度額・交際費の800万円と50%・繰越欠損金の期限・中間申告が必要な会社)
  • トップページを書き直し、このページ(編集方針と確かめ方)と計算ツールの一覧を追加。資料で確認できなかったことの書き方を「確認できていない」にそろえた
  • 税額の概算を「法人税・住民税・事業税の概算シミュレーター」にし、スライダー・グラフ・2つの条件の比較を追加。減価償却と交際費の計算シミュレーターを追加
  • 転記・検算チェックリスト、練習問題、税額の概算を追加。会社で作らない帳票の表示、前期・当期・翌期の申告書のつながりを追加
  • 用語集を追加。帳票に数字を入力すると、明細の別表から別表四・税額まで計算し直す連動を追加。東京23区以外(県・市)の会社の地方税の申告書を追加。根拠に令和8年版の記載要領と条文・タックスアンサーを追加
  • 東京23区の会社の地方税の申告書(第六号様式・別表4の3・別表9)を追加
  • 決算書と別表一・四・五(一)・五(二)のつながりを、国税庁の様式の上でたどれる形で作成。中小法人で使う別表を加え、黒字・当期が赤字・繰越欠損金を控除の3つのパターンの数字を用意

誤りに気づかれた場合は、お問い合わせからお知らせください(個別の税務相談にはお答えしていません)。

最終更新日:2026-10-13