別表十五 交際費等の損金算入に関する明細書

別表十五は、交際費のうち税務上の損金にできない金額を計算する帳票です。

表示中:株式会社べっぴょう(架空)・黒字・東京23区の会社(2025-07-01 〜 2026-06-30)。当期は黒字。中間申告あり。繰越欠損金なし
所在地:東京23区内に事務所が1か所。都民税・事業税・特別法人事業税を東京都(第六号様式)に申告します。

令和8年度の様式(e-Tax 様式ID HOE200 版15.0)。欄をクリックすると、計算元と転記先がハイライトされます。

  • 自動計算(仕様書の計算式)
  • 自動計算(最小値・税率・条件などを含む式)
  • 会計データ(決算書・試算表)から連携
  • ほかの別表・前期の申告書から転記
  • 手入力

様式は横にスクロールできます。

別表十五 交際費等の損金算入に関する明細書の様式

別表十五の役割

別表十五「交際費等の損金算入に関する明細書」は、当期に支出した交際費等の額のうち、損金に算入できる限度額を超える部分(損金不算入額)を計算する帳票です。中小法人等は、年800万円(定額控除限度額)まで損金に算入できます。

架空の会社の計算

欄 内容 金額
1 支出交際費等の額 8,050,000
3 中小法人等の定額控除限度額((1)と800万円×12/12のうち少ない金額) 8,000,000
4 損金算入限度額 8,000,000
5 損金不算入額((1)-(4)) 50,000

交際費8,050,000円のうち、800万円を超える50,000円が損金不算入です。下の段の明細には、支出した科目ごとに金額を書きます。

「当期が赤字」のパターンでは、交際費は3,000,000円で限度額の範囲内なので、損金不算入額はありません。

ほかの帳票とのつながり

  • 試算表・損益計算書 → 1欄・明細:交際費の勘定科目の金額が、支出交際費等の額の元になります(試算表のページでたどれます)。
  • 5欄 → 別表四8欄:損金不算入額50,000円を、別表四の8欄で加算します。会社の外に出ていったお金なので、処分は「社外流出」です。

確かめたいポイント(留意点のチェックポイントから)

  • 5欄の金額が、別表四「交際費等の損金不算入額8」欄の金額と一致しているか
  • 資本金の額が1億円超の法人などが、3欄(中小法人等の定額控除限度額)の計算をしていないか
  • 支出した交際費等の額を、支出科目の異なるごとに記載しているか

出典:国税庁「令和7年版 法人税のあらましと申告の手引」申告書作成上の留意点(別表十五)

最終更新日:2026-10-11

この帳票とつながる計算ツール

この帳票の練習問題

この帳票が出てくるテーマ別の解説

この帳票に出てくる用語

様式の画像:国税庁「法人税申告書別表等(令和8年4月1日以後終了事業年度分)」(PDF)を加工して作成