第六号様式別表九 欠損金額等及び災害損失欠損金額の控除明細書(東京都)

別表9は、事業税の所得金額から過去の欠損金を控除する計算と、翌期への繰越しを管理する明細書です。

表示中:株式会社べっぴょう(架空)・黒字・東京23区の会社(2025-07-01 〜 2026-06-30)。当期は黒字。中間申告あり。繰越欠損金なし
所在地:東京23区内に事務所が1か所。都民税・事業税・特別法人事業税を東京都(第六号様式)に申告します。

この会社(黒字・東京23区)では作らない帳票です(事業税の所得に欠損金が生じておらず、前期から繰り越した欠損金もない)。様式の見方を確かめるために表示しています。

東京都が公開している様式(令和六年改正)。第6号様式別表9は地方税法施行規則の様式で、全国共通の形なので、東京23区以外の会社も同じ帳票を使います。欄IDは様式の欄番号から作った独自のもの(帳票 TKY690)です。欄をクリックすると、計算元と転記先がハイライトされます。

  • 自動計算(仕様書の計算式)
  • 自動計算(最小値・税率・条件などを含む式)
  • 会計データ(決算書・試算表)から連携
  • ほかの別表・前期の申告書から転記
  • 手入力

様式は横にスクロールできます。

第六号様式別表九 欠損金額等及び災害損失欠損金額の控除明細書(東京都)の様式

別表9の役割

事業税の所得金額も、法人税と同じように、過去の事業年度の欠損金を控除して計算します。第六号様式別表9は、その控除額と翌期へ繰り越す欠損金額を計算する明細書で、法人税の別表七(一)に当たるものです。

「繰越欠損金を控除」のパターン

欄 内容 金額
① 控除前所得金額(第六号様式69欄の仮計) 2,030,000
② 損金算入限度額(①×100/100) 2,030,000
③の計 控除未済欠損金額 1,000,000
④の計 当期控除額 1,000,000

前期の欠損金1,000,000円を控除し、事業税の所得金額は1,030,000円になります。このパターンでは、法人税の別表七(一)と同じ金額になっています。

「当期が赤字」のパターン

当期の欠損金額3,000,000円を、当期分の欄に記載し、合計の翌期繰越額として翌期へ繰り越します。

ほかの帳票とのつながり

  • 第六号様式69欄 → ①:控除前所得金額は、第六号様式の所得金額の計算の仮計(69欄)です(別表9の様式の①欄の記載「第6号様式69」)。
  • ④の計 → 第六号様式70欄:当期控除額を、第六号様式の70欄に記載します(第6号様式記載の手引 区分51(6)。手引の版では69欄)。

出典:東京都主税局「欠損金額等及び災害損失欠損金額の控除明細書(第6号様式別表9)」様式、「第6号様式 記載の手引」区分51

最終更新日:2026-10-11

この帳票が出てくるテーマ別の解説

この帳票に出てくる用語

様式の画像:東京都主税局「法人都民税・事業税・特別法人事業税の申告書の様式」(PDF)を加工して作成。欄と計算式の根拠:東京都主税局「欠損金額等及び災害損失欠損金額の控除明細書(第6号様式別表9)記載の手引」