どんなものか
別表四は、当期利益に加算・減算をして所得金額を出す帳票です。その途中で、いったん合計を出す欄が「仮計」です。簡易様式の別表四には、23欄と26欄の2つの仮計があります。
仮計を途中で出すのは、そのあとの計算に使うためです。国税庁の設例は次のように説明しています。
寄附金の支出がある場合、寄附金の損金算入限度額の計算(別表十四(二))の前に、所得金額の仮計「26」欄を算出する必要があります。
架空の会社の数字
| 欄 | 内容 | 金額 |
|---|---|---|
| 別表四 23 | 仮計 (1)+(11)-(22) | 1,382,000 |
| 別表四 26 | 仮計 (23)から(25)までの計 | 1,382,000 |
| 別表十四(二) 8 | 所得金額仮計 | 15,200 |
| 別表四 27 | 寄附金の損金不算入額 | 34,800 |
| 別表四 52 | 所得金額 | 1,447,000 |
別表四の26欄の仮計を別表十四(二)に移して寄附金の限度額を計算し、損金にならない額を別表四の27欄で加算します(「交際費と寄附金」)。
知っておきたいこと
- 地方税の第六号様式にも、事業税の所得を計算する欄の中に「仮計」(69欄)があります。別表四の仮計とは別の欄で、法人税の所得金額などから事業税の所得を出す途中の小計です
出典:国税庁「令和7年版 法人税のあらましと申告の手引」第一部 4 申告書の作成(設例)
掲載している会社・数値はすべて架空のものです。学習用の一般的な説明で、個別の申告内容についての判断は、税理士などの専門家にご確認ください。
最終更新日:2026-10-11